細割ジョークラッシャー整備事例
整備のポイント1
洗浄
外廻り洗浄後、各部を点検しながら分解します。必要であれば細部まで洗浄していきます。
整備のポイント2
整備前検査
メインシャフトのベアリングと接する部分の摩耗の程度を確認のため外形を測定します。
その後カラーチェックを行いクラックの有無も調べます。
必要であれば溶射等で補修します。
摩耗が激しい場合はシャフトを交換します。
整備のポイント3
フレーム側メインベアリング部修正
今回は本体フレーム側のベアリング部が摩耗していました。肉盛りして元の様に表面を仕上げます。
整備のポイント4
スイングジョーベアリング部修正
スイングジョーのベアリング挿入部を肉盛り、ボーリング加工して元の様に仕上げます。
整備のポイント5
組み立て前検査
ベアリングを組み込む前の寸法の確認は特に重要な工程です。組み立ては経験を積んだ社員でも特に緊張する工程です。
幾つかのポイントを確認しながら慎重に進めます。
整備のポイント6
試運転
組み立て終わったら必ず無負荷ですが試運転を行います。その間に振動や異音の有無、ベアリングの温度も測定します。
異常が無いことを確認後、仕上げ塗装を施してからお客様にお引渡しいたします。